私たちが認識している世界は、私たちの心(意識)が転変(現象が移り変わる)しながら生み出されている。
唯識という仏教思想は、この宇宙のすべての現象は心が生み出したものである。
と、説きます。
この宇宙の現象を生み出す元となっているのは初能変の阿頼耶識、第二能変の末那識、第三能変の前六識で、この三つの識(認識)がこの世界を現象させています。
この三つの能変は後に詳しく説明したいと思います。
【備考】
所変―変化し作り出された現象
能変―宇宙という現象を生み出し変化させているもの
意識と思考、思考の内容については意識とは別物。 五感を通した認識、言語化する前の純粋な認識は意識が統合して感受している。 そのあと思考を使って言語化したら概念となる。 意識的にいることは、気づいていること、つまりマインドフルネス。 身体の感覚にできるだけ集中して、気が付いている...
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